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「小宮豊隆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小宮豊隆の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
ことを考えて切に読者の寛容を祈る次第である。 若干の訳述上の難点について、友人小宮豊隆君の示教を仰いだことについて、ここに改めて感謝の意を表しておきたいと思う....
正義と微笑」より 著者:太宰治
街道五十年」。バルハートゥイ「チェホフのドラマツルギー」。小山内薫「芝居入門」。小宮豊隆「演劇|論叢」。それから「築地小劇場史」だの「演出論」だの「映画俳優術」....
柿の種」より 著者:寺田寅彦
頭第一ページに、「無題」という題で、時々に短い即興的漫筆を載せて来た。中ごろから小宮豊隆が仲間入りをして、大正十四、五年ごろは豊隆がもっぱらこの欄を受け持った。....
日本人の自然観」より 著者:寺田寅彦
人間との関係についての多くの所論に影響されたと思われる点が少なくない。また友人|小宮豊隆・安倍能成両氏の著書から暗示を受けた点も多いように思われるのである。 ....
俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
これがなければ一巻をなさぬとされている。 芭蕉の俳諧に現われた恋の句については小宮豊隆君が本講座において周到な研究を発表されている。その説にもあるように俳諧に....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
ジェントは、日本の文化の世界に、実に手広い地盤を有っている。両アベを始めとして、小宮豊隆・野上豊一郎・和辻哲郎・其の他の諸氏は、動かすことの出来ない勢力を占めて....
今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
フランス音楽は概して官立の音楽教育から閉め出されていた。一九四六年に音楽学校長は小宮豊隆に変った。日本の近代古典として有名な小説家夏目漱石の門下であって多方面な....
漱石の「行人」について」より 著者:宮本百合子
の作品が、漱石の作家としての生涯の特に孤立感の痛切であった時代のものであるという小宮豊隆氏の解説も肯ける。漱石は一郎という不幸な主人公を自分が鋭敏なだけに、自分....
近頃の話題」より 著者:宮本百合子
氏以外に国文学その他の分野では一応は誰しも社会的権威として認めている佐佐木信綱、小宮豊隆、柳田国男、岡崎義恵等の諸氏を加えたことは、なかなかに興味あるところであ....
漱石の人物」より 著者:和辻哲郎
れが違って来ていたであろうが、その晩集まったのは、古顔では森田草平、鈴木三重吉、小宮豊隆、野上豊一郎、松根東洋城など、若い方では赤木桁平、内田百間、林原耕三、松....