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小水
「小水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小水の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「縮図」より 著者:徳田秋声
ていた。 「あれからすぐ病院へ担ぎこんだのよ。けどその時はもう駄目だったのね。お
小水が詰まって、三日目にお陀仏になってしまったの。入院する時私も送って行ったけれ....
「ガリバー旅行記」より 著者:スウィフトジョナサン
なのに、人間山は皇后の御殿が火事のとき、火を消すことを口実にして、不埒千万にも、
小水で宮殿の火を消しとめた。 第二条 人間山はブレフスキュ国の艦隊を引っ張っ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
でいらっしゃる。私は「ハイ、ハイ」と降りかけ「お后《ゴー》さまは今御用ですよ」御
小水? 合点をなさる。用意してあげると「手をかせ」、私の手につかまって体を横にな....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
きわめ、分岐点の水流を見、種々のたまりに関する区画を見て取り、主要水路に続いてる
小水路を探り、各|隧道《すいどう》の要石《かなめいし》の下の高さ、穹窿《きゅうり....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
しても逃路に待ち伏せする野武士のような役目を振られて、シカモ首尾よく取り逃がして
小水門目輩|孺子をして名を成さしめてる。何をやらしてもヘマばかりするところに道節....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
○水瓜《すいか》、冬瓜《とうがん》、芹《せり》、独活《うど》の如きは利水性にて
小水を促す。妊婦の初期には禁ずべし。 ○牛蒡、蕪根、豆類の如きは醗酵性食物にして....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
りに支配することが分った。 15 雲粒付結晶 殆どすべての型の雪の結晶に、
小水滴が沢山付いていることがしばしば見られる。北海道の観測では、降雪回数の三分の....
「「茶碗の湯」のことなど」より 著者:中谷宇吉郎
この色については「またいつか別のときにしましょう」と言っておられるが、この現象は
小水滴による光の廻折《かいせつ》によるもので、その色を見ると、水滴の大体の大きさ....