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「小筒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小筒の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
、江戸近在の目黒、淀橋、板橋、そのほか数カ所に火薬製造所をこしらえて、盛んに大筒小筒の鉄砲玉を製造したんです。それには水車が要るということで、大抵は大きい水車の....
碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
儀然るべからずと諫めたから、四郎兵衛は左に、五郎兵衛は右に備を立てて対陣し、大筒小筒を打合ったが、四郎兵衛の手の内|三吉太郎左衛門元高の旗持が弾に中って倒れた。....
島原の乱」より 著者:菊池寛
鉄砲の玉のあらん限りは、 とんとと鳴るは、寄衆の大筒、ならすとみしらしよ、こちの小筒で、 有りがたの利生や、伴天連様の御影で、寄衆の頭を、すんと切利支丹。 十....
松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
「馬の鞍へ種が島を附けて行ったから、打落そうと思ったら、先方もどっこい此方にもと小筒を出した時は実にどうも驚いたよ」 禮「成程々々、ふうーん」 圖「仕方がないか....
天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
人、そのあらましを申さんに、先ず先手《さきて》には切先手組、御徒組さては大砲組、小筒組、御持組、大御番には両御番と来た。小十人組、別手、御目付、御使番。御小人目....
斬られの仙太」より 著者:三好十郎
人、そのあらましを申さんに、まず先手《さきて》には切先手組、御徒組さては大砲組、小筒組、御持組、大御番には両御番と来た。小十人組、別手、御目付。御使番、御小人目....