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小葉
「小葉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小葉の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「闖入者」より 著者:大阪圭吉
ましたがね」大月が云った。「あれは合歓木の木立でしたよ。そら、昼のうちは暗緑色の
小葉を開いていて、夕方になると、眠るように葉の表面をとじ合わせて、白っぽい裏を出....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
でここまで持って来ているのである。小品はその徳利に挿してある。あしらいには熊笹の
小葉を利かせてある。この熊笹は庭にいくらでも生えている。それを見たてて取って来た....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
依頼シ本年五月其花ヲ得タリ花ハ皆雌花ナリ之ヲ検スルニ花穂ニ小柄ヲ具ヘ柄上二乃至四
小葉アリ小苞ハ緑色卵円形ニシテ外面絨毛ヲ密布ス子房ハ卵形ニシテ外面絨毛ヲ帯ビ先端....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
らにそれが三|小柄《しょうへい》に分かれて各|小柄《しょうへい》ごとに緑色の一|
小葉片《しょうようへん》が着《つ》いている。葉片《ようへん》は心臓状卵形で尖《と....