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小道具屋
「小道具屋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小道具屋の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
そのときに初めてこの秘密を他人に洩らした。(諧史) 海井 華亭県の市中に
小道具屋があった。その店に一つの物、それは小桶に似て底がなく、竹でもなく、木でも....
「楢重雑筆」より 著者:小出楢重
あらゆる形式と種類で埋まっているのだ。 またパリの夜店などあるいてみると汚ない
小道具屋によくビッシエールなどの使っている古い額縁などの味のよいのが発見されるの....
「京都の朝市」より 著者:柳宗悦
ら六時頃の間に、手車で品物が運ばれてくるのだが、車が止まるのを待ち受けているのは
小道具屋連中で、めぼしいものが先ずぬかれて了う。それに六時頃出かけるのは、そう楽....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
ます。紀伊國屋伊之助の許嫁の娘は、深川万年町に岡本政七という諸侯方のお目利をする
小道具屋で、この妹娘が紀伊國屋の息子と許嫁の約束に成って居ります。此の家に重三郎....