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「小郡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小郡の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人間レコード」より 著者:夢野久作
んですか。人間レコードの内容を……」 「ウン。仕方がない。こっちへ来い」 「モウ小郡に着きますよ」 「構うものか。五分間停車ぐらい‥‥」 二人はそのまま以前の....
父杉山茂丸を語る」より 著者:夢野久作
シーに飛乗り全速力で博多駅に駈けつけ、富士に乗後れてサクラに間に合った。 途中小郡で東京に病状を問合わせ、糸崎で返電を受取った。 「ジウタイノママジゾクセリ」....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
肝臓のためには石見の三朝《みささ》が随一で、この次島田へ行くのは、そこをまわって小郡へ出て見たいものです。京都からのりかえて山陰本線土井までですから、今すぐでは....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
をして後、今日私の工場に通勤して盛んに働いております。 また、今一人は山口県|小郡町仏師田坂雲斎氏の甥で、田坂源次号柏雲といい、これは最早近々卒業、なかなか勉....
『鉢の子』から『其中庵』まで」より 著者:種田山頭火
へ、八幡へ、戸幡へ、小倉へ、門司へ、そしておもいでふかい海峡を渡った。 徳山、小郡、――この小郡に庵居するようになろうとは、私も樹明兄も共に予期していなかった....