小野寺十内[語句情報] » 小野寺十内

「小野寺十内〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小野寺十内の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
或日の大石内蔵助」より 著者:芥川竜之介
ちゅうざえもん》、原惣右衛門《はらそうえもん》、間瀬久太夫《ませきゅうだゆう》、小野寺十内《おのでらじゅうない》、堀部弥兵衛《ほりべやへえ》、間喜兵衛《はざまき....
口笛を吹く武士」より 著者:林不忘
ここ》へ茶菓を運ばせて話しに来ている老人は、土佐の茶道と偽っている同志中の元老、小野寺十内だった。 「変りましたでございましょうな、江戸も。」 「さ、手まえは、....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ません。午後中、よく目が見えなくなったから。 本に就ては、葉書で申上げました。小野寺十内の和歌は初めて知りました。昔の人は、そう云う場合の感情さえ、こう云う一....
四十八人目」より 著者:森田草平
もなかった。 ところで、十月の半ごろまでには、後れて上方を発足した原総右衛門、小野寺十内、間喜兵衛なぞの領袖株老人連も、岡島|八十左|衛門、貝賀弥左衛門なぞと....
べんがら炬燵」より 著者:吉川英治
らへも、ちと、頂戴しておきたいものじゃ」 「ささ、どうぞ」 「わしも、酒の折に」小野寺十内は、うやうやしく、懐紙を出して、四、五匹の田作をそれへ取り頒けて包んだ....