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「小鷹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

小鷹の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ほととぎす」より 著者:堀辰雄
もあると、その青稲をそのまま馬に飼ってやっているのも、いかにもあわれが深かった。小鷹狩が好きなので、ときおり野へ出ては鷹を舞い上がらせたりしているものの、こんな....
源氏物語」より 著者:紫式部
だ早うございました。今は秋草の盛りでございますね。某朝臣《ぼうあそん》はあすこで小鷹狩《こたかがり》を始めてただ今いっしょに参れませんでしたが、どういたしますか....
源氏物語」より 著者:紫式部
なっているのは何の理由であるかはわからぬが哀れに思われて、八月の十日過ぎにはまた小鷹狩りの帰りに小野の家へ寄った。例の少将の尼を呼び出して、 「お姿を少し隙見で....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
うも気にくわないので水上先生に話している内に国男さんも厭がっていることがわかり、小鷹さんという曙町のお医者に紹介され、お互いに二人の医者が話し合えもするので大変....
私本太平記」より 著者:吉川英治
女らの辻姿に、戦後の傷はまだそのまま残っていた。そして男は。 尾羽折れ歪む、えせ小鷹 手ごとに誰も持ちたれど 鳥捕る事はさらになし 鉛作りの大がたな 太刀より優....
私本太平記」より 著者:吉川英治
。 秋は十月の頃で紅葉のさかりだった。例の、人目を驚かすばかりな風流|行装で、小鷹狩りの帰りを、佐々木道誉、秀綱の父子が、従者大勢と共に東山の妙法院のそとを通....