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屋久島
「屋久島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
屋久島の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球図」より 著者:太宰治
にして三年目のことであった。 宝永五年の夏のおわりごろ、大隅《おおすみ》の国の
屋久島《やくしま》から三里ばかり距《へだ》てた海の上に、目なれぬ船の大きいのが一....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
靱負
町奉行兼物頭 山田一郎右衛門
船奉行 高崎五郎右衛門(高崎正風の父)
屋久島奉行 吉井七郎右衛門
裁許掛見習 山口及右衛門
同 島津清太....
「歴史と事実」より 著者:坂口安吾
以前新井白石の「西洋紀聞」によってシドチ潜入に就て小説を書いたとき、
屋久島はどんな島かしらと考えた。切支丹の事蹟を辿って天草までは行ったが、
屋久島は....
「フシギな女」より 著者:坂口安吾
生は日本中にダムをつくって廻る計画をたてておられる。只見川の次には紀州。それから
屋久島というように。私も昔から、どういう因果か、山で遊んでいると、ダムを思いだす....
「山の人生」より 著者:柳田国男
使っても使ってもなくならぬ。すなわちいわゆる尽きぬ宝であった。 また大隅海上の
屋久島は、九州第一の高峯を擁して、山の力の今なお最も強烈な土地であるが、島の婦人....