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屋根石
「屋根石〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
さえない位の安バラックや、震災当時のままの掘立小屋、又はそれ以下の乞食にも劣る「
屋根石――十間板」のつながりである。 しかもそれがベタ一面にあるわけではない。....
「性に眼覚める頃」より 著者:室生犀星
た士族の多く住んだ町で、ちょうど彼女の家は前庭のある平屋で、それも古い朽ちはてた
屋根石のあいまあいまには、まだ去年の落葉を葺き換えない貧しい家であった。小さい柴....