層理[語句情報] » 層理

「層理〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

層理の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
近時政論考」より 著者:陸羯南
もに代議政体を希望せり、しかしてこの政体について希望するところは他諸論派よりも一層理想界に入ること深きは自然なりというべし。自由論派において代議政体と言えるは今....
辞典」より 著者:戸坂潤
て社会階級人の主観に基く主観的規定を指すのを常とし、之に反して党派性の方はより一層理論の客観的な論理的潔癖と首尾一貫性とを指すのを常とする。だが党派性も亦一つの....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
森蔭の小じんまりとせる別天地、どうやら昔私が隠れていた浜磯の景色に似て、更に一|層理想化したような趣があるのでした。 不図気がついて見ると、向うの崖を少し削っ....
哲学入門」より 著者:三木清
は事実にでなく当為に関わると考えられる故に、この場合、知識の場合におけるよりも一層理由を有するように思われる。道徳は命令の性質を具えている、その命令は絶対的でな....
如何に読書すべきか」より 著者:三木清
本的に学ぶことができぬ。第三者の書いた解説書よりも原典は本質的な意味においては一層理解し易いものである。多数の参考書を読むよりも一冊の原典を繰り返して読むことが....