山処[語句情報] » 山処

「山処〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

山処の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
富士」より 著者:岡本かの子
中、一々、その凸所の形に似通う山の姿が触覚より視覚へ通じ影像となって浮んで来た。山処《やまと》の ひと本すゝぎ 朝雨《あささめ》の 狭霧《さぎり》に将起《たゝん....
上野」より 著者:永井荷風
山等の桜はいずれも上野につぐものである。之を小西湖佳話について見るに、「東台ノ一山処トシテ桜樹ナラザルハ無シ。其ノ単弁淡紅ニシテ彼岸桜ト称スル者最多シ。古又嘗テ....