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「山川菊栄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

山川菊栄の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
であった。「男子の先天性というよりは不自然な社会制度」から生れているものとして、山川菊栄は、統計をあげ、社会科学の問題としての立場を明かにしつつ傍ら社会問題に対....
婦人作家」より 著者:宮本百合子
小金井喜美子、長谷川時雨、岡田八千代、与謝野晶子から、まだ少女であった神近市子、山川菊栄、岡本かの子その他を網羅して瀬沼夏葉はチェホフの「桜の園」の翻訳を掲載し....
世界一もいろいろ」より 著者:宮本百合子
本文化大観を編纂するのもよいであろう。しかしこの事業内容が発表された時、先日来、山川菊栄女史によって発表されていた現代日本の女学生気質についての批判をおのずから....
昨今の話題を」より 著者:宮本百合子
経営は不利と認めたからである。 文芸春秋に、「男性への爆弾」という記事があり、山川菊栄、森田たま、河崎なつの諸名流女史が夫々執筆していられる。河崎なつ氏をのぞ....
平塚・山川・山田三女史に答う」より 著者:与謝野晶子
に端なくも意見の相異を見たのに対して、平塚さんからは、再び辛辣な反駁を寄せられ、山川菊栄さんと山田わか子さんのお二人からは、鄭重な批評を書いてくださいました。私....
婦人改造の基礎的考察」より 著者:与謝野晶子
なら、そうして今日の女子を奮起させる必要上、特に職業上の自由競争を奨励するなら、山川菊栄女史のいわれたように、日本の婦人界も一人や二人の婦人理学士を珍重がるよう....
新婦人協会の請願運動」より 著者:与謝野晶子
知識と、改革者的な熱誠とを文筆に傾倒して、最も率直に我国の急進派婦人を代表される山川菊栄夫人が、社会の重望の中に今後も一層活動されるであろうことは言うまでもなく....
年譜」より 著者:宮本百合子
がっていた。僅かに「黄昏」「古き小画」などを書いた。 確か大正十一年の夏と思う。山川菊栄などが実際の発起者で、与謝野晶子、埴原久和代、其の他多勢とロシヤ飢饉救済....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
真面目な文学を志している(主観的に)円地、真杉その他との間にちがった流れがあり、山川菊栄と板垣とにさや当てがあり等々。仕事として、会が婦人作家のクォタリーを出し....
芳川鎌子」より 著者:長谷川時雨
頷《うなず》かれたのは、与謝野晶子《よさのあきこ》女史と平塚らいてう氏であった。山川菊栄《やまかわきくえ》女史はどういう風に見られたか、それは残念ながら私は見な....