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山田清三郎
「山田清三郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
山田清三郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
云い出した。すべてが渦のようである。――やがて何時の間にか、たい子さんはいち早く
山田清三郎氏のところへ逃げて行った。私はブツブツ云いながら三人の男たちと外に出た....
「バルザックに対する評価」より 著者:宮本百合子
一九三〇年、プロレタリア芸術運動が高まって綜合雑誌『ナップ』が発刊されていた頃、
山田清三郎・川口浩両氏によって編輯されたプロレタリア文芸辞典について、試みにハの....
「歌集『集団行進』に寄せて」より 著者:宮本百合子
工事場」「三河島町風景」「無題」などの中に、いくつか印象のつよい作がありました。
山田清三郎が獄中からよこす歌には(独房集)何とも云えぬ素直さ、鍛えられた土台の上....
「五〇年代の文学とそこにある問題」より 著者:宮本百合子
文学理論的な書物と云えば、主として、当時の反プロレタリア文学の筆者たち、林房雄、
山田清三郎、亀井勝一郎その他の著作だった。社会主義リアリズムの問題さえもその階級....
「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」より 著者:宮本百合子
ナップ」常任中央委員会から左翼的逸脱の危険を、警告されたのであった。このときは、
山田清三郎が、右翼的日和見主義の自己批判を発表した。当時「ナップ」の書記長は山田....
「年譜」より 著者:宮本百合子
多喜二、宮本顕治などの文化、文学運動の指導上の欠点として「政治主義」が批判され、
山田清三郎、林房雄その他の人々がプロレタリア作家同盟を壊滅させるために精力的に働....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
。 原泉夫妻――中野重治と原泉子。 トムさん――村山知義。 山田さんの奥さん――
山田清三郎の妻。 河野さくらさん――鹿地亘の妻だった人。 十二月二十四日〔市....
「落合町山川記」より 著者:林芙美子
城夏子《じょうなつこ》さんや辻山さんがやって来る位で、男のひとたちの来客が多い。
山田清三郎《やまだせいざぶろう》さんもこの辺では古い住みてだし、村山知義《むらや....
「放浪記(初出)」より 著者:林芙美子
のだから持ってかえると云い出した。 すべてが渦である。 たい子さんはいち早く
山田清三郎氏のところへ逃げて行った。 私はブツブツ云いながら三人の男たちと外に....