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「山論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

山論の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
土地を争うところから起こって来る境界のごたごただ。草山口論ということを約めて、「山論」という言葉で通って来たほど、これまでとてもその紛擾は木曾山に絶えなかった。....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
木と下草とは人民の自由で、切り畑焼き畑等の開墾もまた自由になし得た証拠は、諸村|山論済口の古証文、旧尾州領主よりの公認を証すべき山地の古文書、一村また数村の公約....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
は私も認めよう。けれども夫は弁証法がそのものとして一般的な形で、今日ではすでに沢山論じられているので、或る程度まで想定してよい常識だと考えたがためだ。私は所謂形....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
ス そんなら行くが好い。どうなるか、見ていよう。 (二人別る。) 火山論者アナクサゴラス(タレスに。) 君は強情で、人の説に服せまいとしているのだ。....