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岩棚
「岩棚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
岩棚の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
悪いほどのきわめて狭い横穴が長々と延びているだけであったが、左右の岩壁に平行して
岩棚が二筋作られてあり、方一尺ほどの白木の箱が無数に整然と置かれてあることが不思....
「あなたも私も」より 著者:久生十蘭
ようというのか。 洞の奥に、大震災のときに落盤したという、満潮の水のさわらない
岩棚《いわだな》が一カ所ある。サト子が望んでいるのは、あの青年を
岩棚のむこうの砂....