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島国根性
「島国根性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
島国根性の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「天皇陛下にさゝぐる言葉」より 著者:坂口安吾
だ。 然し、日本は負けた、日本はなくなった、実際なくなることが大切なのだ。古い
島国根性の箱庭細工みたいな日本はなくなり、世界というものゝ中の日本が生れてこなけ....
「桐生通信」より 著者:坂口安吾
うのをやってフランスの革命記念日を祝っていた。お祭騒ぎをとりいれることにかけては
島国根性というものが完全にない。それは私自身の性分でもある。 ところで桐生のお....
「戦後合格者」より 著者:坂口安吾
活は、世界の芸術を友とすることによって、自然にその進歩にもついて行き、コチコチの
島国根性にいつも一つの通風孔をあけていることにもなるであろう。さすれば神がかりに....
「夜光虫」より 著者:織田作之助
を心配するからだ。なるほど、他人のことは放って置けばいいのかも知れない。日本人は
島国根性で、偏狭で、すぐ他人のことをとやかく言いたがる。小言幸兵衛が多すぎる。し....