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島根県
「島根県〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
島根県の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空中墳墓」より 著者:海野十三
ヒラリと飛び下りた。落下傘はうまくひらいた。一時間あまりかかって下りたところは、
島根県のある赤禿げ山の顛きだった。彼は少量の携帯食糧に飢を凌いだが、襲い来った山....
「壊滅の序曲」より 著者:原民喜
、警報が出たことも正三はまるで知らなかったのだが、ラジオが一機、浜田(日本海側、
島根県の港)へ赴《おもむ》いたと報じたかとおもうと、間もなくこれであった。紙屋町....
「焦点を合せる」より 著者:夢野久作
。これがお上の仕事でなけあ、金箔付きのパクリだろう。 僕と一緒に居残った奴は、
島根県の何とかいう三十ばかりの鬚男だったが、広い教室のズット向うとこっちに離れて....
「葉桜と魔笛」より 著者:太宰治
とは、父と、私と妹と三人きりの家庭でございましたが、父は、私十八、妹十六のときに
島根県の日本海に沿った人口二万余りの或るお城下まちに、中学校長として赴任して来て....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
るものでないと思うことであります。米原氏が相当功を収めて帰国しましたことは、また
島根県下の美術を愛好する青年たちにも影響したと見えて、その後続々
島根県人が上京し....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
でいる。 米原雲海氏が島根出身という処から、郷党に感化を及ぼしたのであろうか。
島根県からは二、三の人が出ている。加藤景雲君、内藤伸君などで、いずれも私宅へ参っ....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
因幡、伯耆、出雲、石見の七ヵ国でこれに隠岐の島が加わります。県は主として鳥取県と
島根県とでありますが、東寄りの国々は京都府や兵庫県の一部を占めます。この山陽山陰....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
類は机に山積されたほどだった。古い紀行や現地講演の類まで余さず漁ッてみた。中では
島根県史六巻の第六章はさすが卓抜しているが、それにしてさえ骨子は鰐淵寺所蔵の宸筆....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
作為も生まれたものにちがいない。 宇治川拾遺 宇治川の名馬“生※”について、
島根県|邑智郡の一読者の方から、「いけずきは、当地の阿須那村から出た名馬とのいい....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
郡の奥ではスイモノともいっている。梅干を製するのにこの草を使うという地方もある。
島根県の一部または土佐などで、この草を鏡草またはカガミソウというのも、あるいはこ....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
たちに話して聴かせたらどうであろうか。 キドジュ 鹿児島県 コーキチコイ
島根県|美濃郡 キロク 岐阜県|山県郡 ボンスケドリ 滋賀県|野洲....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
州の南の方には今でもその言葉が残り、その中でも特に短いのをコダナシと謂っている。
島根県ではそれをコデナシというから、タナシも昔のテナシと同じで、テというのが今い....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
えず 同 霞村……………………………………………………………………大師講と地蔵
島根県 飯石郡飯石村…………………………………………………………………成長する石....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
く似た針供養をする処が、関東東北と九州の南の端とにあるということは説明を要する。
島根県の一部には十二月の八日以外に、二月の八日をも八日吹きといい、針箱にお焼きの....