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巣穴
「巣穴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
巣穴の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「壁の眼の怪」より 著者:江見水蔭
里余りも分入った時に、また先頭の一人が叫んだ。 「大変だッ」 そこには古い熊の
巣穴があった。その中に六次三郎が、血みどろになって死んでいた。ことごとく刃物の傷....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
三十万あり、国中春起ちて以後、甲兵を屯集し猿と戦う、歳に数万殺すといえども、その
巣穴を尽くす能わず〉。アストレイの『新編航記紀行全集』二所収、一六九八年ブルユウ....
「肌の匂い」より 著者:三好十郎
と言つても大きな、物恐ろしいやつでは無く、たより無く小さい。そうだ、蜜蜂か何かの
巣穴。そんな感じです。二尺四方位の窓が一つ、疊のかわりにウスベリが敷いてあつて、....