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「巧手〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

巧手の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
らやま》しゅう、実に関取は身体も出来て入《いら》っしゃるし、殊《こと》には角力が巧手《じょうず》で、愛敬があり、実に自力のある処の関取だから、今に日の下|開山《....
淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
いわれたもんだ。円転滑脱ぶりが余りに傍若無人に過ぎていた。海に千年、山に千年の老巧手だれの交際上手であったが、人の顔色を見て空世辞追従笑いをする人ではなかった。....
二葉亭追録」より 著者:内田魯庵
空想ばかりで実行に掛けたらカラ成っていない。いくらヤキモキ騒いだって海千山千の老巧手だれの官僚には歯が立たない、」と二葉亭は常に革命党の無力を見縊り切っていた。....