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巧遅
「巧遅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
巧遅の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
に五十部仕上げて居たものが、百部も二百部も仕上げねば勘定に合わぬ事になったので、
巧遅よりも拙速という事に変じたのである、拙速……粗雑でも早いがよい……これが製本....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
、この調査には頗る興味を持って大に満足して職務を服した。 然るに新聞紙の材料は
巧遅なるよりは拙速を重んじ、堂々たる大論文よりは新鮮なる零細の記事、深く考慮すべ....