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巻上げる
「巻上げる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
巻上げるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
の船印の一ツになっていた。風がよいと、艫の方で轆轤《ろくろ》でその帆を懸声をして
巻上げる。帆が上がり切ると、十分に風を孕んで船が進む様は、実に勇ましかった。追風....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
ものがある。また月末給料の入ったのにつけこみ、花札、将棋、麻雀などに誘うてこれを
巻上げる。あるいは飲食店につれこんで、一緒に飲食して、その勘定を負担させる。部下....