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市川権十郎
「市川権十郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
市川権十郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「細木香以」より 著者:森鴎外
栄の役を記念したので、鯉は香以の鯉角から取ったのである。 この年八月二十六日に
市川権十郎は芸道に奨み、贔屓に負かぬと云う誓文を書き、父七代目団十郎の寿海老人に....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
》お花さんが、毎日|水門《すいもん》から屋根船を出して、今戸河岸《いまどがし》の
市川権十郎《かわさきや》の家へいったのでお家騒動が起り、大崎の下邸《しもやしき》....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
もそう思う、鈴木|主人《もんど》をつきおうてくれるものがあれば――」 「川崎屋(
市川権十郎)ならいいけれど――」 曙山さんは、ふと、アンポンタンを見た。 「あ....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
分ならば結構、五、六分ぐらいが普通であると思っていた。現に中村歌六は片岡|我童や
市川権十郎と一座して、土間の観客たった一人という芝居を演じた例があるといい、市川....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
して座主となる。時に三十六歳。 ○九月、嵐璃鶴は満期出獄して団十郎の門下となり、
市川権十郎と改名して河原崎座に出勤す。 ○一月、守田座は新富座と改称す。巨額の負....