師部[語句情報] » 師部

「師部〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

師部の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
死までを語る」より 著者:直木三十五
十銭で、高等師範部だけが、四円である。 (五十銭でも安い方がいい) それで、高師部へ入って、生活費五十銭を儲ける事にした。ある日、高師部で何を教えるのだろうと....
くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
、我が古代の社会状態を知る上において、既に本誌上において手をつけている俗法師や土師部とともに、(既に本誌三巻五号において述べた如く)我が古代特殊民構成の三大要素....
国栖の名義」より 著者:喜田貞吉
自分は遺物遺蹟の研究上、国栖人を以て、やはり隼人や、肥人や、出雲民族や、海部・土師部などと言われたものと同じく、石器時代から弥生式土器を使った、先住土着の一民族....
間人考」より 著者:喜田貞吉
に「民族と歴史」を発行した当時、その第一巻第一号(大正八年一月)に、「駆使部と土師部」と題して簡単に説き及んでおいたことであったが、その後に阿波の田所市太君は、....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
木を拝見しました。その版木はチベット一切蔵経の版木で一切蔵経はチベットで仏部、祖師部に分れて居る。なおチベットのラマ達が拵えた語録様の版木も沢山あります。その版....
古事記」より 著者:太安万侶
中にあります。 またその皇后ヒバス姫の命の時に、石棺作りをお定めになり、また土師部《はにしべ》をお定めになりました。この皇后は狹木《さき》の寺間《てらま》の陵....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
はそういう風習は全くなくなっております。かかる風習は、今では僅かに海岸や島嶼の漁師部落に稀にあるだけでありますが、三四十年前までは、随分各地にそういうことがあり....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
ずかるところから、土師という古い称呼が用いられたものであったに相違ない。古えの土師部はもちろん賤民という階級ではなく、駆使部なる使用人等と同じく、間人として待遇....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
民に形をかえ、子孫を後世に遺したものに相違ない。そして他の道筋から来た傀儡子や土師部の徒が、またこれらと流れあって、その他の雑多の落伍者らをも一つにして、そのあ....