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帳面方
「帳面方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
帳面方の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
堂と庫裏の間の入り口のところに二人の席をつくってくれた。 「それじゃ、勝重さん、
帳面方は君に頼みますよ。」 と清助に言われるまでもなく、勝重はそこに古い机を控....
「石狩川」より 著者:本庄陸男
をふり動かして邦夷に云った。
「見受けたところ、だいぶ時刻も移りますゆえ、――」
帳面方が爪立《つまだ》ちしながら姓名を呼びあげた。
城中の席次によって、柳川源....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
《つ》けておるであろうな」
と主水正は、かたわらの用人をかえりみた。
そばに
帳面方がひかえて、そろばんに現われる数字を、いちいち帳簿に記入している。
一、秋....