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常職
「常職〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
常職の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
つる方案によると、全国の租税を三分して、その二分を陸海軍に費やす事、すでに士族の
常職を解いた者は従前に引き戻す事、全国の士族を配してことごとく六管鎮台の直轄とす....
「経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
対する彼れの動機は増加する。彼はより多くを借入れ、かくて資本は、一製造業者がその
常職業を止める必要なしに、一職業から他のそれに移転される。吾々が大都市の市場に注....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
とこの人はその人足廻しで人を欺いたりあるいは脅かしたりして金を貪ることをほとんど
常職にして居った悪漢で、ダージリンの誰に聞いてもサタ・ダルケほど残酷な奴はないと....
「「エタ」名義考」より 著者:喜田貞吉
く事を避けるを要としたのみで、人そのものが穢れたものだとはしなかった。無論屠殺を
常職とする輩は、常にその穢を繰り返している事であるから、特に触穢をやかましく云っ....