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幕議
「幕議〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
幕議の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
置かれたことは、ドチラにしてもその人物の非凡である証拠にはなります。 その頃の
幕議に長州出兵論というのがある。薩州と長州との横着《おうちゃく》があまりといえば....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
分強硬なる決心を述べられ、併せて幕府の援助をも求められたからである。が、その頃の
幕議としてはとてもそれに応ずる事が出来ぬ所より、余儀なく右の如き指令にもなったの....
「瘠我慢の説」より 著者:木村芥舟
にて阿蘭人の伝うるところにして、伝習およそ六七年、学生の伎倆も略熟したるに付き、
幕議、遠洋の渡航を試んとて軍艦咸臨丸を艤装し、摂津守を総督に任じて随行には勝麟太....
「咸臨丸その他」より 著者:服部之総
使節がワシントンに行くに付き、日本の軍艦もサンフランシスコまで航海とこういう訳で
幕議一決……」(『福翁自伝』)。 この時の航海のことは尾佐竹《おさたけ》氏の『....