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序開き
「序開き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
序開きの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
んで来て、若い者の顔や手足に降りかかったので、きゃっと驚いて逃げ出した。その噂が
序開きで、それからいろいろの怪談が流行り出したのです」 田町の料理屋小伊勢のせ....
「三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
たのですが、だん/\進んで来て、人情本などを持ち込むようになる。先ず「娘節用」が
序開きで、それから「春色梅ごよみ」「春色|辰巳園」などというものが皆んなの眼に這....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
から七月号にわたって連載されたのです。 そういうわけで、探偵物語の創作はこれが
序開きであるので、自分ながら覚束ない手探りの形でしたが、どうやら人気になったと云....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
のではない。) 金碗大輔が八房もろとも伏姫をも二つ玉で撃留めたのはこの長物語の
序開きをするセラエヴォの一発となってるが、日本に鉄砲が伝来したのが天文十二年であ....
「式部小路」より 著者:泉鏡花
いうのは、こけ勘が相応なんで、その夜なしの貧乏神は縁があったと見えまして、狐床の
序開き、喧嘩以来、寝泊りをしていたんです。 お福ッ子は倒れたなり、突伏していま....
「半七捕物帳の思い出」より 著者:岡本綺堂
から七月号にわたって連載されたのです。 そういうわけで、探偵物語の創作はこれが
序開きであるので、自分ながら覚束ない手探りの形でしたが、どうやら人気にかなったと....