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店立て
「店立て〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
店立ての前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「第二菎蒻本」より 著者:泉鏡花
借りた屋号の黒い提灯を袖に引着けて待設ける。が、この提灯を貸したほどなら、夜中に
店立てをくわせもしまい。 「おい、……何だ、何だ。」と框まで。 「あ、旦那様。」....
「式部小路」より 著者:泉鏡花
車夫でさ。生れてから七転びで一起もなし、そこで通名をこけ勘という夜なし。前の晩に
店立てをくったんで、寝処がない。褌の掛がえを一条煮染めたような手拭、こいつで顱巻....