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「座本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

座本の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
朱絃舎浜子」より 著者:長谷川時雨
う》しつつあったおりで、勘弥はその機運をいちはやくも掴《つか》んだのだ。で、新富座本建築のときは、四十二軒あった附属茶屋を、大《おお》茶屋の十六軒だけ残して、あ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
僧|行恵という者で、四条大橋を架すための浄財をあつめるのが主目的であり、役者も新座本座の一流をよりすぐった大興行であったのだ。 そして、八人法師の拍子打ちに始....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
ものは多く農業に従事しておった。中にも摂津西の宮の産所の如き、早くから人形芝居の座本となり、傀儡師として世に知られていたことは、本誌一巻一・二号にわたって吉井太....