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「座金〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

座金の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
験である。彼の談話の中から重要な点をあげてみると―― ◯焼夷弾(油脂)はたしかに座金の方を手袋のままつかむことが出来る。 ◯いやによく火は燃え、手袋についたり衣....
道標」より 著者:宮本百合子
るダイアモンドがちっとも燦かないのを発見した。露は紫水晶からしたたって繊細な金の座金の上にとまったまま、白く鉱物性の光をたたえているだけだった。多計代の指にいつ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
給え、といわぬばかりに、手燭と共に、法相華文蒔絵の手筥がおいてある。筥には青銅の座金もあるが、鍵はかけてない。ぼてっと湿気をおびた一封の包み奉書が中にあった。 ....