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「康熙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

康熙の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
含笑して点頭せん。 女仙外史一百回は、清の逸田叟、呂熊、字は文兆の著すところ、康熙四十年に意を起して、四十三年秋に至りて業を卒る。其の書の体たるや、水滸伝平妖....
十二支考」より 著者:南方熊楠
北偶談』二六に、〈釈典に三必死あり、いわく人の老病、竹の結実、騾の懐胎、しかるに康熙《こうき》某年、旗下人の家に、騾ありて子を生みついに恙《つつが》なし〉。騾の....
涼亭」より 著者:田中貢太郎
あり、後には屋根越しに緑葉の間から所どころ石の現われている丘が見えている。それは康熙年間の某夏の午後のことである。涼亭には蒲留仙が腰をかけて、長い煙管をくわえな....
辞書」より 著者:折口信夫
いちばん考えるべきことは、漢字の辞書のできた理由である。考えればやさしいことで、康熙字典を翻訳すればよい。用例もすててしまって、日本語の翻訳を加える。康熙字典の....
新西遊記」より 著者:久生十蘭
西蔵の正確な概念を得ることなどできる訳のものではなかった。身につくものといえば、康熙五十三年版「官板西彊四大部図」を謄写した手製の西蔵地図、光緒二年に北京で出版....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
り、日本の模範英和辞典にも Mars の訳に※惑、火星とあります。それで※の字を康熙字典《こうきじてん》で見ますと※のところに、※惑、星名………察剛気以処、※惑....