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廃位
「廃位〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
廃位の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「胚胎」より 著者:宮本百合子
下手から去る。 法 若い人何もその様におどろかぬとも良いのじゃ、王はわしに
廃位の宣告状をお送りなされた御礼じゃもの。 ちとかるすぎるかも知れぬが、わしは....
「魔都」より 著者:久生十蘭
窓から投げ落して殺害したのである。もしこれが公表されると、かねて親日派の宗皇帝を
廃位して、親仏派の皇甥を登極せしめようとしている仏国印度支那政庁に都合のいい口実....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
う? 彼女は本のページを繰ってみた。すると、内容の一節に、リチャアド二世の敗北と
廃位に関する丹念な記述のあるのがわかった。――明らかに、イングランドの王座から君....
「三国志」より 著者:吉川英治
さらに盞を重ねたいと思うのであるが、諸公のお考えは如何であるか」 と、現皇帝の
廃位と陳留王の即位推戴のことを、突然、いいだした。 熱湯が冷めたように、饗宴の....