»
廏
「廏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
廏の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白髪小僧」より 著者:杉山萠円
起きて、枕元の眠り薬の瓶を取るが早いか、又|室《へや》の窓から飛び出して、裏手の
廏《うまや》へ来て馬丁を呼んで「瞬」を引き出させました。そうして怪我が急に痛くな....
「死後の恋」より 著者:夢野久作
。その態度がどうも変テコで、顔色さえも尋常でないようです。そうして私を人の居ない
廏の横に連れ込んで、今一度そこいらに人影の無いのを見澄ましてから、内ポケットに手....
「妖怪報告」より 著者:井上円了
の買い出しに来たるあり。戸を破りたるは、前日ある家に遊びしに、その家の馬逸して、
廏側の朽ち板を破りたるあり。「金を渡せ」とは、過日、浮連節の座に木戸銭を受け取る....
「温泉雑記」より 著者:岡本綺堂
に記すのは、ほんとうの怪談らしい話である。 安政三年の初夏である。江戸番町の御
廏谷に屋敷を持っている二百石の旗本根津民次郎は箱根へ湯治に行った。根津はその前年....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
り。ローマ宗の寺は、堂内別にヤソ降誕の壇を設く。すなわち堂内の一隅に、マリア婦人
廏内にありてヤソを産せし実景を作り、人をしてその前に跪座合掌せしむ。国教宗の寺院....
「放免考」より 著者:喜田貞吉
付物を着けておった。同条に、 院の御牛の童 別の院の御牛の下部童 院の御飾馬の御
廏舎人時廉 同口取右近将曹秦兼国 同 左近府生下毛野敦助 引馬の御
廏舎人国次 同....