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延久
「延久〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
延久の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
皆|還《かえ》したとあり。『続古事談』四に「祇園社の宝殿の中には竜穴ありといふ、
延久の焼亡の時梨本の座主《ざす》その深さを量らむとせしに五十丈に及んでなほ底なし....
「日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
起した年である。貞元元年六月の地震は、山城と近江がひどく、余震が九月まで続いた。
延久二年十月の地震は、山城、大和の両国が強く、奈良では東大寺の巨鐘が落ちた。山城....
「深川の散歩」より 著者:永井荷風
ざむらい》などで、清元《きよもと》の出語りは若い女で、これは馬鹿に拙《まず》い。
延久代という名取名《なとりな》を貰っている阿久は一々節廻しを貶《けな》した。捕物....