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廻向
「廻向〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
廻向の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「親鸞」より 著者:三木清
方の衆生、わが名号をききて、念をわが国にかけて、もろもろの徳本を植ゑて、心を至し
廻向して、わが国に生ぜんとおもはん、果遂せずば、正覚をとらじ。」(一四〇二) ....
「間人考」より 著者:喜田貞吉
の鹿杖を突く事は、彼らがもと多くは殺生の徒であったが為に、その犠牲となった畜類に
廻向し、罪障消滅を図るの為であったと解せられるが、しかも瓢箪を叩きながらこれを鉢....
「法然行伝」より 著者:中里介山
。なにをか三とする。一には至誠心《しじょうしん》。二には深心《しんじん》。三には
廻向発願心《えこうほつがんしん》なり。三心を具せるものは。かならずかの国に生ると....