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「式楽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

式楽の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
残されたる江戸」より 著者:柴田流星
がさて洒落と典雅とを欣ぶその趣味性には、ザックバランなことばかりに限らず、かかる式楽も殊の外に興がって、今に参観の者尠くない。 又この天満宮に行わるる鷽替の神....
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
中の美術主義者が居る。 音楽がまた同様であり、主観主義の標題楽と、客観主義の形式楽とが対立している。標題音楽とは、近代に於ける一般的の者のように、楽曲の標題す....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
、室町時代から既に将軍の前でその技を演じ、後には武家お抱えとなって、猿楽は武家の式楽とまで呼ばれ、猿楽師の身分は高取として、士分の扱いにまでなったのであった。そ....