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弓道
「弓道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
弓道の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
ござります」 「何をやるやつだ。やっぱり祐筆か」 「いいえ、依田流《よだりゅう》
弓道のご師範役でござります」 「なにッ、弓の師範! そうか! とうとう本においが....
「少女地獄」より 著者:夢野久作
いつも学期末の近付いた放課後になると、職員便所の横のカンナの葉蔭から、通行禁止の
弓道場の板囲いの蔭伝いに仲よく連立って、コッソリと入って来られるのでした。そうし....
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
駿河守は馬に乗り近習若侍を後に従え、矢場を指して走らせて行く。 矢場には既に
弓道師範|日置流に掛けては、相当名のある佐々木源兵衛が詰めかけていたが、殿のお出....
「日置流系図」より 著者:国枝史郎
思議はさらに一つ「弓屋敷の矢声」の怪を加えて本所八不思議と云われるようになった。
弓道自慢の幾人かの武士は自分こそ妖怪の本性をあばいて名を当世に揚げようと屋敷の玄....
「弓道中祖伝」より 著者:国枝史郎
も通じて居られますご様子、姓名をお聞かせ下されよ」 「伊賀の国の住人|日置正次、
弓道の奥義極めようものと、諸国遍歴いたし居るもの。……ご息女のお名前お聞かせ下さ....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
に何かの委員をやっており、平尾が総務、次郎が文芸、梅本が弁論、新賀が柔道、大山が
弓道、馬田が卓球となっている。むろん、このほかにも、剣道、野球、庭球、登山、陸上....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
せいに退いて来た。 「奴らは、暴民です」 口々の答えは、一致していた。 「旗や
弓道具を持つだけで、装いなどは、揃っていません。察するに、掻き集めの散所民や、浮....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
の明応何年かに、日置弾正という弓の名手が、修行のため、諸国を遍歴している。これは
弓道家の武者修行として、文字に見えている最古の記事である。「足利季世記」の記載で....