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「引き別る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

引き別るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
もない歌であるが、源氏は身にしむ気がした。 にほ鳥に影を並ぶる若駒はいつか菖蒲に引き別るべき と源氏は言った。意はそれでよいが夫人の謙遜をそのまま肯定した言葉....
妾の半生涯」より 著者:福田英子
会と日夜を分たざりしが、郷里の歓迎上都合もある事とて、それぞれ好《よ》きほどにて引き別るることとなり、妾も弥※《いよいよ》明日岡山へ向け出立というその夜なりき、....