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引付ける
「引付ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
引付けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道楽と職業」より 著者:夏目漱石
である以上はそう考えるでしょう。したがってこういう場合には、世間が芸術家を自分に
引付けるよりも自分が芸術家に食付いて行くよりほかに仕様がないのであります。食付い....
「骨董」より 著者:幸田露伴
の加わった工合に、何ともいえぬ面白い味が出て、さほどに大したものでなくてさえ人を
引付ける。 ところが、ここに一つの定窯の宝鼎があった。それは鼎のことであるから....
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
がた》くだりの、あのなまっ白い女形《おやま》がなんだって、おれの気持を、こんなに
引付けるのか、宿場女郎のいいぐさじゃねえが、大方これも御縁でござんしょうよ。
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