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「引力圏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

引力圏の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
空中墳墓」より 著者:海野十三
にも発見せられなかったようでした。松風号はどういうわけだか、地球をはなれて、月の引力圏内にまで入ってゆきました。燃料はもうすっかり無くなっていましたが、あとは月....
メールストロムの旋渦」より 著者:佐々木直次郎
遠きに達す。しかしてその渦巻すなわち凹みは広くかつ深くして、もし船舶にしてその吸引力圏内に入るときは、かならず吸いこまれ海底に運び去られて岩礁に打ちくだかれ、水....
超人間X号」より 著者:海野十三
に走りつづけている。 高度はすでに、二万メートルをこえた。このままでは、地球の引力圏《いんりょくけん》を脱《だっ》して、月の世界へ飛んで行かないとも保証はでき....
火星探険」より 著者:海野十三
返事につまってしまった。 さて、一同の乗った宇宙艇はいよいよ火星に近づき、その引力圏内に入った。それはいいが第一の難関がやってきた。それは宇宙塵圏のことである....
火星兵団」より 著者:海野十三
た。――そんなことは、おどろくに足りないが、この大空艇のすばらしい性能は、地球の引力圏外にとびだしてみれば、はっきりわかるのだ」 「え、引力圏外へ? すると、火....
二十歳のエチュード」より 著者:原口統三
残念なことに、儂の星のあかりを忘れてしまった…… G 俺《おれ》はあらゆる遊星の引力圏外に浮かんでいるんだ。 H とにかく、地球を出てみてから、かってに口をきき....