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弘長
「弘長〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
弘長の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
うつらないわけにはいかなかったろう。彼の帰依者はまし、反響は大きくなった。そこで
弘長元年五月十二日幕吏は突如として、彼の説法中を小町の街頭で捕えて、由比ヶ浜から....
「法然行伝」より 著者:中里介山
老らくのゆくすゑかねておもふには つくづくうれし西の木の杖 そうして
弘長二年の頃法然の孫弟子の敬西房《きょうさいぼう》という者が(これは法蓮房の弟子....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
家五十四歳、『新勅撰集』奏覧から十七年目であった。 それから十年目の亀山天皇の
弘長元年に、後嵯峨院の仰せによって、『
弘長百首』(『続群書類従』)が行われた。為....
「放免考」より 著者:喜田貞吉
々新意匠を加えて、見物人をアット言わしめるを能としていたものであろう。これより先
弘長(文永のすぐ前)三年八月十三日の宣旨に、 。 という禁制があっても、その効果....
「親鸞聖人について」より 著者:吉川英治
た時代、あの九十年の生涯の世相は、どんなだったかをみてみましょう。 その没年の
弘長二年から数えて聖人が呱々の声をあげた九十年前は承安の三年。平家の終わりごろで....