張付け[語句情報] »
張付け
「張付け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
張付けの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
う。犬を盗むものもある。それは黒砂糖で他の家の犬を呼び出し、殺して煮て食い、皮は
張付けて敷物に造るとか。 土地の話の序だ。この辺の神棚には大きな目無し達磨の飾....
「家」より 著者:島崎藤村
てある。襖には、亡くなった橋本の老祖母さんの里方の縁続きにあたる歌人の短冊などが
張付けてある。 「私が橋本へ来るに就いて、髪を結う部屋が無くては都合が悪かろうと....
「松と藤芸妓の替紋」より 著者:三遊亭円朝
せんから、二枚|折の屏風の張交を褒めようと思って見ると、團十郎の摺物や会の散しが
張付けて有る中に、たった一枚肉筆の短冊が有りましたから、その歌を見ると「背くとも....