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強精
「強精〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
強精の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「HUMAN LOST」より 著者:太宰治
なし。心身ともにへたばって、なお、家の鞭《むち》の音を背後に聞き、ふるいたちて、
強精ざい、すなわち用いて、愚妻よ、われ、どのような苦労の仕事し了せたか、おまえに....
「人間失格」より 著者:太宰治
よいよつけ込み、 「薬が無いと仕事がちっとも、はかどらないんだよ。僕には、あれは
強精剤みたいなものなんだ」 「それじゃ、いっそ、ホルモン注射がいいでしょう」 「....
「ザザ虫の佃煮」より 著者:佐藤垢石
る。なかなか手が出ない。秋田県地方の人々は、姫|柚子などよりも大きい源五郎虫を、
強精剤として貪り食うというから、ザザ虫や川百足など、姿の小さいものは恐るるに足る....