弾じる[語句情報] »
弾じる
「弾じる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
弾じるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
見て臥ていらして御退屈でしょう。一つ音楽をおきかせいたします。千代紙の中から琴を
弾じる唐子《カラコ》一人つかわします。松の樹の下、涼しい石の上で、この男児は琴を....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
間の床わきに、一面の琵琶が立てかけてあるのを見つけ、吉野に琵琶を所望した。彼女の
弾じる一曲を聞いて、それを機に、今夜の散会としようではないかと提議する。
人々....