彫上げ[語句情報] »
彫上げ
「彫上げ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
彫上げの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鵞鳥」より 著者:幸田露伴
術にだって厄介なところはきっと有る。僕の木彫だって難関は有る。せっかくだんだんと
彫上げて行って、も少しで仕上になるという時、木の事だから木理がある、その木理のと....
「大和路・信濃路」より 著者:堀辰雄
ありましょう。しかし、僕たちが見たその古墳のように、その切妻形の屋根といい、浅く
彫上げてある柱といい、いかにもその家屋の真似が精妙になってきだすのと前後して、突....