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「彫物師〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

彫物師の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝」より 著者:三遊亭円朝
親子|四人顔が合わしていと、無理な願掛けをして居りやんした、此の観音さまは上手な彫物師が国へ来た時、良人が注文して彫らせた観音さまで金無垢でがんすから、潰しにし....
十二支考」より 著者:南方熊楠
説を聞いたはもっともだ。 橋本経亮の『橘窓自語《きっそうじご》』に「長常という彫物師は類なき上手なり、円山主水応挙も絵の上手なりしが、智恩院宮諸太夫樫田|阿波....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
んもそう言わっしゃった、与八、それだけ腕が出来たら、もう田舎廻《いなかまわ》りの彫物師の西行をしても食っていけるぞい、と言われました時から思い立ちました、行くさ....
花子」より 著者:森鴎外
田は花子にこう云った。「少し先生が相談があるというのだがね。先生が世界に又とない彫物師で、人の体を彫る人だということは、お前も知っているだろう。そこで相談がある....