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征東将軍
「征東将軍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
征東将軍の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「本州における蝦夷の末路」より 著者:喜田貞吉
すという大騒ぎになりました。その勢強く、官軍容易にこれを鎮定する事が出来ません。
征東将軍紀古佐美が、今の江刺郡あたりの蝦夷と戦った際の如き、大軍を以て北上川を渡....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
その折、宗良親王が。――東の方に久しく侍りて、ひたすら武士の道にたずさわりつつ、
征東将軍の宣旨など下されしも、思いのほかなるように覚えて詠み侍りし――と仰せられ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
都を発したあと朝議|紛々の結果ではあろうが、追っかけに、彼が矢矧についた日の頃、
征東将軍ニ補ス との沙汰をとどけていたのである。征夷大将軍でないべつな官称だ。....