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後ろむ
「後ろむ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
後ろむの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日本脱出記」より 著者:大杉栄
していては険呑だとも思ったので、それをいい機会にして黙ってしまった。そして彼には
後ろむきになって、やはりテーブルの上の支那の新聞を取りあげた。 こうしてしばら....
「死刑囚最後の日」より 著者:豊島与志雄
な賛辞は私を元気づけた。司祭が私のそばに来て席を占めた。私は馬のほうに背を向けて
後ろむきに、後部の腰かけに座らされたのだった。そういう最後の注意を見てとって私は....