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「後を引く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

後を引くの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
山羊髯編輯長」より 著者:夢野久作
いがけない非道い殺され方をしたんだからね。殺されたッ……と思った一刹那の一念は、後を引くってえじゃないか」 親方が何気なく、剃刀を磨ぎに行った。吾輩は追いかけ....
」より 著者:徳田秋声
、胸に溢れる歓喜の情が蔽いきれなかった。 二十七 飲み出すと、いつも後を引く癖のある小林が、浅井と二、三番も碁を闘わしてから、帰って行ったのは、大分....
富籤」より 著者:神西清
乞食みたいにねだりはじめるだろう。実に根性のまがった厭な奴らだ。いっぺん遣ったら後を引くし、もし遣らないと、呪ったりくだらぬことを言いふらしたり、色んな仕返しを....